本日は、Unityでゲームオブジェクトをプログラミングによって制御する方法の基礎を学習しました。Unityでは言語はC#、エディタはVisual Studioを使うのが標準となっているようです。
Hello Worldプログラム
プログラミングの始めといえば、Hello Worldです。ここでは、Hello Worldをコンソールウィンドウに表示する事を含め、以下の3つの事を行いました。
- Hello Worldの文字表示
- Hello Worldを毎フレーム表示
- 変数を定義し、インスペクターで好きな文字を設定。表示する。
オブジェクトのサイズ変更・移動・回転
次に、配置されているゲームオブジェクトの大きさ変更や、移動、回転をさせるプログラムを作成します。まずは、スクリプトを適応しいオブジェクトにコンポーネントを追加から、好きな名前でスクリプトを追加します。
サイズ変更
手順は以下の3ステップだけです。scaleChangeの設定を様々変えることでフレーム毎の拡縮率や、拡縮する軸を変えたりできます。
- public Vector3 scaleChangeを定義
- Update()関数内に、transform.localScale += scaleChange; を書く
- インスペクターウィンドウで、サイズ変更値をX,Y,Zで設定
移動
オブジェクトの移動も同じようにVector3変数を定義して行います。
- public Vector3 positionChangeを定義
- Update()関数内に、transform.position += positionChange;を書く
- インスペクターウィンドウで、移動量を設定
回転
回転の場合は、Rotate()関数を使用します。
- public Vector3 rotateChangeを定義
- Update()関数内に、transform.Rotate(rotateChange);を書く
- インスペクターウィンドウで、回転量を設定
これらを使用し、ゲームオブジェクトを操作することで、ゲームっぽい動的な変化を加えることができます。
まとめ
今回は、Unityでゲームオブジェクトにスクリプトを使用して、動的に変化を加える方法を学習しました。実際にゲームを作るとなると、さらに学習が必要ですが、スクリプトもAssetStoreで購入できるものもあるという事なので、プログラミングが出来なくても簡単な機能ならすぐ作成できてしまうようです。もちろん作成するコンテンツによっては、自分で作成しなければならないでしょう。しかし、それは作成したいコンテンツが出てきた時に学んで行けば良いと思います。最初から全てを学ぼうとするのはいくら時間があっても足りませんので。